設計・ゼネコンの要望で構成
<設計・ゼネコンの要望と課題1>
■要望と課題
高さ3メートルを超える目隠しフェンスを木質感で構築したい。
外から、意匠デザイン性が損なわれる設備が見えないようにしたい。
巷のメーカーの既製品、業者では高さと幅、割付や支持スパンなどの
ルールが定められていて現場のニーズに対応しきれない。
台風圧等に耐えうる構造で、実現したいが、支柱の付け根から
の構造を重視。実高さ、意匠、面材の割付や隙間の設定も現実
の目線確認で調整したい。扉も設けたいが、幅高さなどの寸法
は机上の理屈では、既製品では現場ではまらない可能性がある。
答え
支柱を深く埋め込み・縦横胴縁などの下地構成を耐久性の高いものとした。
実高さや仕上面材は現場の実測値および関係者の目検協議により隙間を調整した。
通常より非常に重たくなる扉は、支柱設置時に位置、幅や高さを微調整し、丁番や
負荷のかかるポイントで材料や金物の厚みや構成を堅牢なものとした。
シリンダー・サムターンなどは下地鋼材にはまるものより選択頂いた。
<設計・ゼネコンの要望と課題2>
材料の断面サイズ・長さ・色調、材質違いなどの異なる要素をランダム
(規則性あっても可)に組み合わせた完成体を実現したい。
その際に構造的な課題、またはメーカールールに該当しない/逸脱する
部分を充当する必要があり、問い合わせてもリアルタイムに柔軟回答が
得難く着手の判断もしがたい。
答え
ただただ組み合わせれば良いだけの即時可能なことが多くあります。それを提供
できない事業者が多いだけだということ。労力はかかります。
しかし、NGとなり得る要素を回避すべく経験値をもって可能なこと、各々を
組み合わせ、即時に答えを提供いたしました。