下地 - 表に見えない所を追求
ウッドデッキ、ウッドルーバー、ウッドフェンス
何を作るにしても、表面に見える材料だけキチンとしていても、裏方で支えるベース
となるものが、耐久性がないとか、脆弱とか、朽ちやすいとか、錆びやすいとか諸々の
課題を軽視していることが世の中には多々見受けられます。その結果、数年で課題が
現実問題に露呈し、さまざまな不具合をきたすのです。
「下地」で登場する構成材の材質、納め方、組み方、支持すべき箇所の網羅度などなど。
材質においては、スチール(溶融亜鉛めっき・どぶめっき)、ステンレス(各種)、
高耐久鋼板(ZAM、スーパーダイマ、エコガル等)、アルミ、再生木材(日本製/海外製)
、天然木材(ハードウッド)それぞれの特徴を理解し、適切な箇所に配置することが肝要です。
時折、既製品部材では納まらず、特注の形状を製作することなど日常茶飯事でございます。
大手メーカーなどのパッケージ鋼製におさまらない形状においては、下地をいかに考えて作る
かが生命線となります。
ウッドデッキの面からフェンス支柱を立てるような構成とかよくありますが論外です。
足元が非常に弱くなります。
<商業施設における堅牢なテーブルベンチ下地構成>
<ウッドデッキ段差が生じる際の下地構成>
<天然木材構成- 職人の自由度が高く手抜かりしがちだが、耐久性第一>